☃︎・ ページ18
今日はふっかさんと。
で、例のやつやっぱりいましたよん。
ｽﾀｯﾌ｢おはようございます！｣
深澤｢おはようございます！！｣
｢あらぁ、一昨日も昨日も『クドクドと！！！』ありがとうございました笑｣
ｽﾀｯﾌ｢あのっ、例の件は？！｣
｢まだ諦めてないんですかぁ？？｣
ｽﾀｯﾌ｢本当にファンなんですっ！！！｣
｢うるさい、転売ヤー。｣
ｽﾀｯﾌ｢どこに証拠あるの？！｣
｢今日も出します？証拠！！｣
ｽﾀｯﾌ｢ないわ、証拠なんて！！｣
｢昨日の写真忘れちゃったんですかぁ？昨日のは西武さんでしたねぇ？今日はぁ…｣
ｽﾀｯﾌ｢な、何よ…｣
｢ジャイアンツなんかどう？笑｣
ｽﾀｯﾌ｢行ったことないわよ！！｣
｢へぇ、行ったことないんだぁ？｣
オロオロしながら私とスタッフさんを交互に見つめる深澤辰哉。巻き込んでごめんよ、ふっかさん。
｢私ね、選手からあなたらしき人が何度もサイン強請ってきたって聞いてんのよ。昨日も言ったけどさ、球団名は書け、個人名は書くな、でしたっけ。よく言えますよね。子どもとか見てくださいよ、あんな純粋な目で選手を見てサインをもらって喜ぶ。そんなファンだったら選手も嬉しいだろうなぁ。｣
ｽﾀｯﾌ｢私だって、サイン家に並べてるだけだもん！転売なんてしてない！｣
｢へぇ、、そうですかぁ。じゃあ、もし今からあなたの家に行ったとしたら飾ってあるってことですかねぇ？｣
ｽﾀｯﾌ｢あ、あ、あるに、、、決まって、、、る。｣
｢ふふ、あからさまに動揺するの辞めれます？嘘だって言ってるようなものじゃないですかぁ。笑｣
ｽﾀｯﾌ｢嘘しか言ってないじゃないですか！！｣
｢てか、選手に『転売はダメですよ』なんて言われるなんてさ、選手可哀想。知ってて書いてくれたんでしょ？あなたが転売ヤーだって知ってて注意してくれたんでしょ？なら、そこで辞めろよ。｣
ｽﾀｯﾌ｢ふん、もういいわ！！｣
スタッフ逃走。
もう、嘘ばっかりでウケる笑
深澤｢なに、さっきの人｣
｢選手のサイン転売ヤー。｣
深澤｢何それ…｣
｢今は選手の転売してるけど、そのうちこっちの業界の人のサインとかも転売しそう。｣
深澤｢た、しかに。｣
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作者名：Flute | 作成日時：2023年12月20日 16時
