俺のイケおじ2

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岩「宮ちゃんの作るアクアパッツァ久々♪」

舘「照に教えたよね？」

岩「でもやっぱり何となく違うんだよね〜」





あの後、照くんに連絡したら少し早く帰れそうだから
参加するって返事きた。
俺と舘さんと翔太くんの3人で近くのスーパーに行って
食材を選んでる時に丁度合流した。



岩「ウチの食材で買い足すモノある？」
目「んーと・・」

二組に別れて買い物してると、照くんとスーパーに
来るの久々だなぁて少し嬉しい反面、さっきのモヤモヤ
がどこか突っ掛かってて。。複雑だ。


岩「蓮？どした？」
目「ん？あ、何でもないよ！」

返事が返ってこない俺の顔を覗き込みながら近づく
照くんに焦って慌てて距離を取った。


岩「？？」




＊


＊

　


渡「・・・何でめめがふっかの事知ってんの？」

目「えっ・・と前、照くんが寝言で呟いたの聞いて・・
それからずっと頭ん中から離れなくって」

舘「寝言で？」

渡「・・・全然吹っ切れてなくね？」

俺の話でどんどん眉間に皺を寄せてく2人。


目「吹っ切れてない？？」
渡「あ〜〜〜〜・・・・っと、」



舘「蓮くん、ふっかってね照の好きだった人なんだ」
渡「涼太！」
目「・・・・恋人だったとか？」

舘「・・そうだね、ただ照の気持ちの方が大きかった
かな」
渡「お前らと一緒でふっかとは１０歳位離れてるもんな」

目「・・・・えっ」


その言葉に目を丸くした。



舘「照が孤児院に居たのは知ってる？」


素直に頷いた。
母さんからも養子として育てられたのは聞いていたから。
その孤児院にふっかさんもいたらしい。


面倒見が良かったからか、小さい頃から照くんが一番懐いてて
養子として院から離れた後もふっかさんの跡を追うように高校、
大学と同じ所を受けて行ったらしい。。
その大学で翔太くんや舘さん、阿部先生や
佐久間さんと知り合ったみたいだ。
その頃にはふっかさんは立派な社会人で、自分で企業
して、照くん達を色んな場所に連れてったり遊んだり
して仲良くなったって。。

・・だから照くん俺にもすっごく面倒見がいいんだ。
その話を聞いて、1人で納得してしまった自分と・・・
すごくショックだった自分がいた。

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